「でも意外とお金は貯まらないんですよ。物にお金はつかわないけれど経験にお金をつかいますから。」
みたいな受け答えをしていた。
たぶん彼の言う「経験」とはいつもではないもの、何か特別なものであって、日常は経験ではないのだろう。
今日の料理、どのお皿使おうか、とか考えないわけだそりゃ。
「ミニマリストの人」って日本語がおかしいけれどなんかこの方がしっくり感じるのでそのままとします。
「でも意外とお金は貯まらないんですよ。物にお金はつかわないけれど経験にお金をつかいますから。」
みたいな受け答えをしていた。
たぶん彼の言う「経験」とはいつもではないもの、何か特別なものであって、日常は経験ではないのだろう。
今日の料理、どのお皿使おうか、とか考えないわけだそりゃ。
「ミニマリストの人」って日本語がおかしいけれどなんかこの方がしっくり感じるのでそのままとします。
洋の東西を問わず、たぶん適度に離れた異国の方が互いに敬意を持って仲良くできるんだと思う。
直接的な利害は少ないし、細かな悪い点は伝わりにくいし、要するに実はよく知らないし、敵の敵だったりもするし。
後年再結成したスカタライツがじゃなくて、1965年、オリジナルのスカタライツがビートルズの1964年の曲、I Should Have Known Better をカバーしていたことをつい最近知った。*1
I Should Have Known Better (Remastered 2009)
Roland Alphonso & The Skatalites - Independent Anniversary Ska
ちゃんとレノン、マッカートニーという表記が盤面にある。
1962年までイギリス領だったジャマイカのスカやレゲエはイギリスの音楽に大きな影響を与えたわけなのだが、考えてみれば当然のことその逆だってあるわけだ。*2
このカバーには INDEPENDENT ANNIVERSARY SKA というタイトルが付けられているのだが、「独立記念スカ」というのにイギリスの楽曲を平気で使ってしまうあたりこだわらないお国柄なんだろうか。
ボブ・マーリーって最初からレゲエでドレッドじゃなかったんだ、と知ったのは実は割と近年のことだ。
ボブ・マーリーってずっとそういう感じなんだとなんとなく思い込んでいたので、デビューして間もない頃の写真を見た時はそのギャップにけっこう驚いた。
なんかボブ・マーリーのアイドル時代って感じ。
センターのやや色白なのがボブ・マーリー。1965年の写真らしいからまだ二十歳そこそこ。サングラスでデカいのがピーター・トッシュでボブの右側がバニー・ウェイラー。*1
この写真の頃はまだレゲエは生まれなくてスカの時代で、みんな髪は短く刈って衣装も小綺麗にスーツを着て襟元は蝶ネクタイ。
レゲエはジャマイカの独立に寄与した音楽とかではなく1962年の独立から数年経って生まれた音楽で、彼らがメッセージ性の強いレゲエをやるのはこの写真のもっと後のことになる。
彼らがこんな姿だった時もあった。
その当時の一曲。
The Wailing Wailers - "It Hurts To Be Alone" (Official Audio)
この曲はずっと昔に買ったCDにも入っていたが、こういうビジュアルだったのは長いこと知らないままだった。
こちらは同じ頃のトゥーツ&ザ・メイタルズ、というか(この頃は)ザ・メイタルズ。やはりこんな感じ。なんだかトリオ芸人みたい。
これはジャンルで言うとエレクトロニカっていうの?
主に聴くのはブルーズ、ソウル、レゲエの古いやつなのでこういう方面の音楽はまるで知らないんだが、踊る猫さんの記事に貼ってあった動画で聴いて好きになって探して買ってみた。ところがこれがろくな情報が無いのだった。
Superciliousっていうのはユニット名だが、たぶん実質はアレクサンドル・ヴォーダン(Alexandre Vaudin)という人によるものなんだろう。
Superciliousって「傲慢な」って意味で、ひょっとしてこんな名前も災いしてしまったのだろうか。それにカタカナ表記もしづらいんだこれが。「シリアス」?「シリウス」? ファーストの帯には「シルウス」と書かれていた。
しかしそれにしたってもう少し売れてもいいと思うんだが。