膨らまない話。

Tyurico's blog

好きだったお酒の味がどうも変わってしまったような気がする

原料の1/3に米麹を使っているという独特の製法の麦焼酎で、麦焼酎なのにちょっと米の甘さが感じられて、常圧蒸留による香ばしい香りも好きだった。 *1
他のお酒にあちこち行っててしばらくぶりに飲んでみると、上に書いたような特色がどうも感じられない。
 
味が変わってしまったのかそれともこっちの舌が変わってしまったのか。それから再三買って首をひねりながら飲んでいたがやはりかつて飲んだ時の印象はなかった。 こうなるとラベルが今風に変わってしまった事も気になる。

もういい加減切り上げて、同じ産地の同様の製法の焼酎が他にもあるのでそっちの方を試してみることにした。
 

*1:焼酎の蒸留方式には「常圧」と「減圧」があって、減圧だと低い温度で蒸留できるので原料の癖というか特徴が出にくく、良く言えばスッキリ、悪く言えば風味が乏しい。

丸ごと食べられるピーマンのおひたし

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すごく簡単にできて、ヘタも種も食べられる。
 
① ピーマン五〜六個、お尻を包丁で1㎝ほど割って、電子レンジで使える容器に入れて加熱。500Wのレンジなら3分半が目安。
 
② ビニール袋に熱々のピーマンを入れて、そこに市販のめんつゆをストレートタイプならそのまま、2倍希釈なら2倍で希釈した約50ccを注ぎ、空気を抜くようにして袋の口を縛る。
 
③ 水を入れたボウルに袋を入れて粗熱を取る。
  
暑い時期なら冷蔵庫で冷やして食べると尚良し。
寒い時期なら温かいままでも。

生ごみが全く出ないというのも利点。
 

やっぱりプリンス・バスターって面白いミュージシャンだと思う。

バスターってラスタにはならずにイスラム教徒になってしまったくらいでレゲエの時代に名前を聞くことは少ないのだが、彼のやってることって、早くもスカの時代にリディムに乗せてトースティングをしてるようなものだと思う。なんか非常に斬新。新しい。*1
 
1964年。Al Capone、「アル・カポネ」。メロディのないキラーチューン。ところでキラーチューンって和製英語か?

Prince Buster Al Capone
最初のセリフ、「アゥカポーンガンズ ドンハーギュー」とか聞こえて、何を言ってるのかよくわからなかったのだが、どうも Al Capone guns don't argueアル・カポネの銃は問答無用だ、って言ってるようだ。アル・カポネは悪名高いアメリカのマフィアのボス。



1979年、スペシャルズのこの曲は Gangsters というタイトルだが、Al Capone のリディムに新しい歌詞とメロディを乗せたものと言っていいだろう。車の急ブレーキの音とか、Don't call me scar face ってセリフとかはオリジナルを踏襲してたわけだ。以前はボーカルばかりに耳が行ったが聴き直すと演奏も良いのね。

The Specials - Gangsters (Official Music Video)


大阪のスカバンドデタミネーションズとの共演。2003年。やっぱこの曲がかかると盛り上がるなあ。

Determinations & Prince Buster - Al Capone
 

最初全く乗り気でなかったバスターだがリハでデタミネーションズの演奏を聴いているうちにどんどんノッて来て大成功、というライブだった模様。バスターがゴキゲンになってくれて良かった。このライブアルバム、いいですよ。


スカタライツとの共演。たぶん1984年のイベント REGGAE SUNSPLASH の映像だと思う。しかしバスターがあまり「ルードボーイ」っぽくない感じ。

Prince Buster feat Skatalites Al Capone



これは2012年だったか?オーストラリアのバンド、メルボルン・スカ・オーケストラによるカバー

Melbourne Ska Orchestra - Al Capone (Originally by Prince Buster)



これはよくわからないが、Interskalactic というアイルランドのバンドらしい。しかし金髪お姉さんとサックスって様になるな。

Interskalactic - Al Capone




↓今回書いてて見つけたこれ、とにかく記事が面白すぎる。CDも買っとこう。
ototoy.jp
 


rollingstonejapan.com

 

*1:またバスターは、おそらく曲で相手を「ディスる」ということを世界で最初にやったミュージシャンだと思われる。1963年のBlackhead Chinaman。それに対して相手のデリック・モーガンも即座にBlazing Fireで返してやりあった。

「日本はなぜタトゥー、彫り物がダメなんだ。海外では~」みたいな話があるけれど、

 
結局どの国どの文化でもほとんどの場合、タトゥー、彫り物というのは自身の帰属や信念や覚悟などの表明であって、要するにそれは「私はこういう者だ」、「俺ぁこういうモンだ」という表明やアピールだろう。
恋人の名前を彫るのだってそういうことだ。
 
だからそういう表明やアピールがこれ見よがしにデカデカと体に施されていたら、見ず知らずの他人である私はやはり多少なりとも身構えてしまう。
別にタトゥーや彫り物に何でもかんでも反対しているわけではないのだ。

「日本はなぜ~」ってよく言われるけど、どの国だって「オラオラ」言ってるようなタトゥーや彫り物はやはりちょっと別扱いじゃないのかな。差別とか偏見とかじゃなくて。
デカいタトゥーを敢えて見せつけるっていうのは、声を荒げて凄んでいるようなものだと思うよ。ビジュアルでの威嚇だから。
 
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