膨らまない話。

Tyurico's blog

それでもイエローマンはジャマイカに生まれたからまだ良かったのかも

イエローマンジャマイカのミュージシャン。
彼はアルビノの黒人で、そのせいで親にも捨てられ周りからは差別されいろいろ苦労してきたようなのだが、それにも負けず見た目を言い表す蔑称の「イエロー」を敢えて芸名に選んで人気ミュージシャンとなったタフな男だ。
 

Mister Yellowman

Mister Yellowman

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だがそれでもイエローマンジャマイカに生まれたからまだ良かったのだ。

アフリカに生まれてたら命が無かったかもしれないのだから。
アフリカの一部の地域だろうが、アルビノの子供は襲われて手足を切断されたり殺されてバラバラにされたりするという恐ろしい話がある。ネットの噂とかじゃない、名の有る報道機関の記事だ。
 
しかしさらに恐ろしいのはその理由で、彼らは嫌悪や憎悪から襲われるのではなくて、これがまさに耳を疑う話なのだが、アルビノの身体には強い魔力が宿っていると信じられており、彼らの手足などを呪術の道具にするために襲われるのだという。
 
CNN これはマラウイの話。
www.google.com
 
Daily Mail これはタンザニアの話。
www.google.com
 
BBC 「お前の脚をもらう」、これもタンザニアだった。 
news.bbc.co.uk
 
犠牲者は子供ばかりではなかった。大人も殺されてしまう。埋葬された遺体すら狙われるらしい。
 
でも今時こんな迷信に囚われている連中も案外スマホなんかは持ってるんだよな。
スマホの光も無明は照せぬ。
 
teckiu.blog.jp
 
www.reggaecollector.com
 

お前らが「人権侵害」と言うか

在カナダ中国大使館は声明で、「米国側の要請によって、カナダ側は米国の法律もカナダの法律も犯していない中国国民を逮捕した」と主張。被害者の人権を著しく侵害したとして逮捕に「断固反対し、強く抗議する」と表明した。

www.afpbb.com

この件の当否はともかくとしてお前らが「人権」を口にするか。
全く図々しい。
世界一の「人権侵害大国」のくせに。
 

「チャンチキおけさ 」の「チャンチキ」っていうのは


三波春夫 チャンチキおけさ 1976年「ビッグショー」より
 

三波春夫のヒット曲は「チャンチキおけさ」であるが、この歌詞は奇妙である。「知らぬ同士が小皿たたいてチャンチキおけさ」というのであるが、ここで歌われている「チャンチキおけさ」とは、いかなる歌か。三波春夫のデビュー以前に「チャンチキおけさ」という歌はあったか? ない。ない歌を歌うことはできない。
 だから「知らぬ同士が小皿たたいて」歌っていたのは「チャンチキおけさ」ではなく、別の「おけさ」というジャンルの歌だと思われる。しかし、三波春夫の「チャンチキおけさ」がヒットすることによって、本当に「チャンチキおけさ」を歌うようになったのである。「知らぬ同士が小皿たたいてチャンチキおけさ」を歌うようになったのである。

なぞのチャンチキおけさ - 孤立無援のブログ


興味深い。
言われる通り、曲中で酔客が「チャンチキおけさ」という歌を歌っているようについ思ってしまうが、なるほど、この歌以前に「チャンチキおけさ」があったわけではないのだ。

それからちょっと思いついて、「チャンチキ」で調べたらこういうのが出てきた。
kotobank.jp
たぶん「チャンチキ」というのは皿を箸で叩く音の表現ではないかと何となく調べてみたのだが、これは鉦を叩く音の表現であり、それが道具の呼び名ともなっているということがわかった。なんとそもそも「チャンチキ」という道具があったのだ。
だからたぶん、「チャンチキおけさ」とは皿を箸で叩きながら「おけさ」を歌っている様を表している。
 
あと、「おけさ」というのもてっきり一般的な民謡の形式みたいなものだと思っていたのだが、もっと狭いもので「佐渡おけさ」に代表されるように新潟県の民謡に限られるらしい。
そういえば三波春夫さんの生まれも新潟だった。
 
kotobank.jp
 
 

チャンチキ、結構な値がするな。
  

トロッグスって思いのほか良いバンドだった

彼らの一番知られているヒット曲がカバー曲だし、評判はと言うと、当時エロい歌詞で問題になったとか50年以上経った現在ではもはやどうでもいいような話題が第一で、それでも「これが実は良いバンドだよ」みたいなブログもあってなんか気になって中古の一枚100円足らずの品を買ってみたら、思いのほか良い曲が入っていてこのところよく聴いている。
まあしかし、どういう縁でトロッグスを知ったのだったか、もう思い出せない。

 
トロッグスは1964年のデビューだからビートルズの2年後になる。
 
とにもかくにもこの代表曲から。邦題は「恋はワイルド・シング」。昔はやたら「恋の~」、「恋は~」とタイトルに付いたのだ。カバー曲。

Wild Thing - The Troggs


実はオリジナル曲も良い。

The Troggs - Our Love Will Still Be There [1966]



Jingle Jangle


これはカバー曲。元はリー・ドーシー。

The Kitty Cat Song


これもリー・ドーシーのカバー。作曲はアラン・トゥーサンアラン・トゥーサンやっぱすげーんだな。

Troggs- Ride your pony


これを48円で買った。(送料が400円)

From Nowhere

From Nowhere

  • アーティスト:Troggs
  • 出版社/メーカー: Repertoire
  • 発売日: 2003/11/25
  • メディア: CD


恋はワイルド・シング - Wikipedia
「恋はワイルド・シング」の項目はあるのだがトロッグスの項目はまだ無い。日本での評価や認知度がわかる。
 
The Troggs - Wikipedia
 
www.beat-net.info