主語なしで書いた場合。
A「~を信じることはできない。」
B「~を信じることができない。」
Aの書き方だとより一般性を帯びている記述のように感じられ、Bの書き方だと、「私は~」という主観的な感じになるような気がする。
というか、AかBかにより、「~」 部分に相応しい文が違ってくるように思われる。
一例として、状況はそれを否応なく指し示しているけれど、それでも私はあの人の死を信じることができない、というような場合は、「が」の方がしっくり来るように思う。
- 作者: 大野晋,丸谷才一
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1990/11
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