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膨らまない話。

Tyurico's blog

野菜の中の野生

生産地の住民なので「辛味大根」というのは普通に見かける。

思うにマンガ『美味しんぼ』で取り上げられたのが普及のきっかけで、実際この辺りでも、昔から作られていたにも関わらずよく目にするようになったのはそう古いことではなかったりする。

普通の大根より辛味が強いから蕎麦の薬味として珍重されるわけだが、これも当たり外れがあって実際に食べてみると大して辛くないということがある。値段も高く期待していたのにまあ肩すかし。

ところが、普通に売られている一般的な大根をおろして食べたときにものすごく辛いものに当たることがある。辛味大根どころじゃない辛さなのだ。大根おろしで食べるにはしんどいくらいの時もある。

スーパーで売られている普通の品種の大根などヤワな野菜とつい高を括ってしまいがちだが、こういう体験が少なくない。
何かの拍子で中に蔵していたもともとの荒々しさが発揮されたりするのだろう。むかし知り合いから大根を頂いたとき、痩せた土地で育った大根は辛味が強くなると聞いたことを思い出した。