膨らまない話。

Tyurico's blog

木喰上人がデカかったという話は意外だったが納得の話でもある

NHKの日曜美術館で木喰上人をやってたので見てたら、当時の記録に「身の丈六尺」とあるのだそうだ。江戸時代に身長180㎝以上。これはデカい。
また上人が自身の姿を彫った像とされるものが映されたのだが、なんか二の腕が太い。たくましい。

上人が生涯に彫った仏像は千体を超えるという。それに考えてみれば、木を彫って仏像を造るなんて行為がそもそもけっこう大変な肉体労働であるのだ。日本中を歩いて旅して廻って各地で仏像を彫る、そんなことを90過ぎまで続けたらしい。ヤワな体ではとても無理だ。
 
木喰、木食というのは食べる物に厳しい制約を課す修行のことで、ある説明は米穀の類を口にしないと書くがまた別の説明は木の実や果物しか食べないとか書いていて、要するに説明もまちまちで正直詳しい実態はよくわからないのだが、どっちにせよ普通の出家以上にたいして栄養がある物を食べていなかったには違いない。
そういう木食僧だから痩せ細ったイメージをずっと抱いていたのだが、どうも上人は並外れて頑健な肉体の持ち主だったんだろう。
 

木喰の微笑仏 (別冊太陽)

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木喰上人 (講談社文芸文庫)

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