膨らまない話。

Tyurico's blog

やっぱりプリンス・バスターって面白いミュージシャンだと思う。

バスターってラスタにはならずにイスラム教徒になってしまったくらいでレゲエの時代に名前を聞くことは少ないのだが、彼のやってることって、早くもスカの時代にリディムに乗せてトースティングをしてるようなものだと思う。なんか非常に斬新。新しい。*1
 
1964年。Al Capone、「アル・カポネ」。メロディのないキラーチューン。ところでキラーチューンって和製英語か?

Prince Buster Al Capone
最初のセリフ、「アゥカポーンガンズドンハーギュー」とか聞こえて、何を言ってるのかよくわからなかったのだが、どうも Al Capone guns don't argueアル・カポネの銃は問答無用だ、って言ってるようだ。アル・カポネは悪名高いアメリカのマフィアのボス。



1979年、スペシャルズのこの曲は Gangsters というタイトルだが、Al Capone のリディムに新しい歌詞とメロディを乗せたものと言っていいだろう。車の急ブレーキの音とか、Don't call me scar face ってセリフとかはオリジナルを踏襲してたわけだ。以前はボーカルばかりに耳が行ったが聴き直すと演奏も良いのね。

The Specials - Gangsters (Official Music Video)


大阪のスカバンドデタミネーションズとの共演。2003年。やっぱこの曲がかかると盛り上がるなあ。

 

最初全く乗り気でなかったバスターだがリハでデタミネーションズの演奏を聴いているうちにどんどんノッて来て大成功、というライブだった模様。バスターがゴキゲンになってくれて良かった。このライブアルバム、いいですよ。


スカタライツとの共演。たぶん1984年のイベント REGGAE SUNSPLASH の映像だと思う。しかしバスターがあまり「ルードボーイ」っぽくない感じ。

Prince Buster feat Skatalites Al Capone



これは2012年だったか?オーストラリアのバンド、メルボルン・スカ・オーケストラによるカバー

Melbourne Ska Orchestra - Al Capone (Originally by Prince Buster)



これはよくわからないが、Interskalactic というアイルランドのバンドらしい。しかし金髪お姉さんとサックスって様になるな。

Interskalactic - Al Capone




↓今回書いてて見つけたこれ、とにかく記事が面白すぎる。CDも買っとこう。
ototoy.jp
 


rollingstonejapan.com

 

*1:またバスターは、おそらく曲で相手を「ディスる」ということを世界で最初にやったミュージシャンだと思われる。1963年のBlackhead Chinaman。それに対して相手のデリック・モーガンも即座にBlazing Fireで返してやりあった。