膨らまない話。

Tyurico's blog

エヴァンゲリオンって、「シンジ君が拒絶される/シンジ君が受け入れられる」のループなんじゃないか。

エヴァンゲリオンって結局、「シンジ君が拒絶される/シンジ君が受け入れられる」ってのを延々と繰り返す話なのかと思った。
 
エヴァって作り直しの度にいろいろ変更があるんだけど、そこだけはブレがないように思える。シンジ君14年後に目を覚ましたらみんなから戦犯扱いだとか。
 
10年くらい前の私の理解は、エヴァって要するに「境界 侵入 拒絶 融合」だな、その繰り返しだよなってものでした。
閉鎖してる域があって、その防御壁を破って侵入してこようとする不可解な「脅威」があって、それを拒絶する或いはそれと融合してしまう、そういうのを「使徒」との攻防でも人間のやりとりでも繰り返す話なんだなって。
 
しかしこの頃ではもっと簡単な片づけ方に。
 
もはやエヴァの謎めいた設定とか用語とかに意味を見出そうという気はなくなって、次の作品でシンジ君の扱いがどうなってるかだけが関心事となってしまった。
 
エヴァの因果、シンジ君の永劫回帰か。
ループだとしたら手替え品替えそれこそ何回も作り直しできるな。