膨らまない話。

Tyurico's blog

「糸を績む」という言葉

先日のNHKの『美の壺』は沖縄の芭蕉布だった。

芭蕉布は糸芭蕉という植物から取った繊維を結んで長い糸にして作る。
その繊維を結んで糸にする作業を「うーうみ」、というのだそうだ。
 
それを聞いて「麻績 おみ」という言葉が浮かんだ。
goo辞書の「麻績」の説明はこう。

《「おうみ」の音変化》 麻 (お) を細く裂いて、より合わせて糸にすること。また、それを職とする人。 

だから「麻績」とは「麻を績 (う) む」こと。
芭蕉布の方も「苧績み」と字を当てるらしい。
 
芭蕉布は沖縄古来伝統の織物なんだけど、この言葉は「うちなーぐち」ではなくて古い大和言葉が残ったものなのではないか。万葉の頃にまで遡る古い言葉。

沖縄のさらに南西の宮古島石垣島では同様の作業を「ブーンミ」というのだそうだが、これも元は同じ言葉だろうな。
 

芭蕉布物語

芭蕉布物語

  • 作者:柳 宗悦
  • 発売日: 2016/09/01
  • メディア: 単行本
平良敏子の芭蕉布

平良敏子の芭蕉布

 
www.google.com

blog.goo.ne.jp 
 

傷みにくい麦茶を作るポイント

麦茶は傷むのが早いから気をつけてねっていう記事が出てたので読んでみた。私は傷ませたことは一度もないんだけど。
buzzmag.jp
 
この記事で一番重要なのは、「沸かした麦茶は常温で冷ますと菌が一気に増える」ということ。
でもこれ別に麦茶に限らない話だ。

暑い時期に味噌汁なんかを常温でゆっくり冷ましてたら簡単に腐る。要は菌が増殖しやすい中途半端な温度帯に長く置かないということで、熱々、あるいは十分冷えた状態だったら菌は増殖しにくい。

だから煮出した麦茶も一気に冷やしてしまえば問題はない。水出し用のパックでもやはり煮出すとか一度熱を加えた方が麦茶は香ばしくて美味しいのです。


f:id:Tyurico:20200530164129j:plainf:id:Tyurico:20200530165302j:plainf:id:Tyurico:20200530165524j:plain
耐熱の容器に麦茶パックを入れて熱湯200ccを注いで約10分。ガラス製の方がより清潔で良いかと。
冷水を注いだら麦茶パックを取り出し、氷で冷やして完成。
このようにすれば傷むようなことはまずない。
すぐ飲めるしすぐ冷蔵庫にしまえる。最短10分で出来るので冷蔵庫の麦茶を常に切らさないように注意しなくてもいい。
 

毎回1リットルのお湯を沸かして作ってたらそりゃ大変だ。
news.ameba.jp

沸かして冷水で冷ますのが一番安全という結果。
www2.ctv.co.jp


 

砂糖を使わない五目豆

正直言って、醤油と砂糖で味付けをした五目豆が昔から好きでない。
だいたいなんで日本料理は豆を甘くするばかりなんだろうとも思う。
私は大豆の味を味わいたいのだがそういうレシピが見つからないので、砂糖や醤油が効いた五目豆とは違うものを自分で作ることにした。
普通の煮豆、五目豆とは見た目も味もだいぶ違う汁たっぷり、淡味の料理になったが、気に入ったので頻繁に作っている。まあ四目豆だけど、~でなきゃって変にこだわる必要もないし。
 
f:id:Tyurico:20200430182204j:plain
 
作り方

  • まず日高昆布でだしを取る。(日高昆布はだしと具材兼用。以前の記事に書いた、熱湯に20分浸けるだしの取り方で。)
  • その昆布だしで人参といんげんを煮る。
  • だしを取った昆布は切って、少量の水の入った器に入れて電子レンジで加熱。3分半から4分。
  • 昆布を水ごと鍋に入れて、主に塩で調味。醤油とみりんを少し。(塩だけでも味は調うのだが、経験として全く塩だけだといたみやすい。)

 

  • 同時進行で前日より戻しておいた大豆を圧力鍋で煮る。
  • まずふたをせずに沸騰させてアクをしっかり取る。アクが取れたら火からおろしてフタをして加熱する。9分たったら火を止めて自然冷却。(アクを丁寧に取れば大豆の渋味みたいなのがなくなるし、圧力鍋の洗浄も簡単になる。)

 

  • 茹であがった大豆を網じゃくしですくって鍋へ入れる。(飲んでみて特に美味しさもないので、私は茹で汁は使わない。)
  • 味を見て仕上げる。

 

『「感染爆発」止めた東京が全く称賛されない理由』

toyokeizai.net

そりゃだって、なんで感染爆発してないのか、何が功を奏してるのか誰も説明できないんだから称賛しようもない。
当惑してんの。
 
なんで上手くいってるかわからないということは、今後どうなるかもわからないってことなんだし。
 

コロナウイルスと「気の緩み」と景気

西村経済再生担当大臣が先頃「気の緩みが見られる」と発言した。

だが考えるに「景気が良い」というのは、「気が緩んでいる」「人心が浮かれている」という状態でもある。
これは難しいことだぞ。