膨らまない話。

Tyurico's blog

100字以内で

よわさとつよさ

自分の弱さを人に見せられるというのは強さでもあるのだろう。

『寄生獣』と『うしおととら』と『デビルマン』の共通性

主人公がなかば異類と化すことによって人類の存在を脅かす異類と戦う力を得る、というかたちは『寄生獣』も『うしおととら』も共通している。遡れば『デビルマン』もそうだ。

怒りとは

どういう類のものであるにせよ、「我に理あり彼に非あり」というのが怒りだと言えるのではないか。 怒りの根底にあるのはおそらく「私は正しく向こうは間違っている」という断定だ。

どの政党にではなく、パワーバランスに投票したい。

有権者それぞれに10票が与えられる。 で、A党5票、B党3票、C党2票、というように投票、集計される。 消去法でA党かと思いながらバカ勝ちはさせたくない。 どこが勝つかより、力のバランスに注文を出したいのだ。 投票しどころが分からない - 膨らまない…

「人は見かけによらない」と言うことわざが意味するところ

自明の事柄に関してことわざはいらない。 「人は見かけによらない」とわざわざ忠告する必要があるということは、逆に「ほとんどの場合、人は見かけによって判断しても特に問題がない」ということを意味している。

21世紀のダビデとゴリアテか

アルジャジーラより。 見れば投石器を使っている。 投石器といってただちに連想するのは旧約聖書のダビデだ。 だが今日ゴリアテと呼ばれるべきはむしろイスラエルだ。 2千年越し、いや3千年越しのアイロニーか。 www.aljazeera.com

感動体験と作品の価値は別もの

「私の心が揺り動かされた」という事実と、作品の価値は別物だ。類型的なたわいもないものにいたく揺さぶられ涙を流すということだってある。

手放しの絶賛というのはもはや身びいきに近い

手放しの絶賛を見ると、そんなに凄いのかとつい恐れ入ってしまうが、 身を乗り出して手放しで絶賛するというのはもうそれを半ば我が事として見ているからなので、そこを差っ引いて受け取った方がいいと思う。

今回の騒動はともかくとして、『美味しんぼ』は

なんだってキャラの顔の横幅がああも広くなってしまったんだか。栗田さんが「海原雄山氏」とか呼び出したのもムズ痒い。

「なんで」とは問わない

ある時から、「なんで」、「どうして」という言葉では考えないようにし、「どうすれば」という言葉で考えるようにした。 まあわりとこの頃の話なのだけれど。 思考パターンや性格を変えようとするより言葉を変える。

エヴァンゲリオン  閉鎖/侵入/拒絶/融合

あるいは、境界/侵入/拒絶/融合。 TV版のエヴァンゲリオンを設定やストーリーの解釈なしで見ると、使徒のサイズでも人間のサイズでも、大体こんな感じの話だと思う。

花とメカニズム 狂い咲きという現象から

花の狂い咲きは、とにかく一定の条件が満たされれば構わず作動してしまうという事だと考えられ、ならば生命の概念はメカニズムの概念と必ずしも相反しない。こういう辺りは機械の馬鹿正直さとそう違わない。

百万部の本

それがどんな本であれ、一時のあいだに百万部も売れるというのはもはや必要のない人にまで間違って届いてしまっているということだろう。 「バカ」 の本はなぜ売れるのか - 膨らまない話。

誰もが合理的な考え方をすると前提することは合理的な考えではない。

合理的な考え方の中には、「非合理な考え方をする者も少なからずいる」という考えも入れて置くべきだと思う。

技術が2倍に進歩しても被害は1/2にならないということ

仮に従来と同じ重量で2倍の強度の素材が得られても、 結局それを1/2の厚さで使用したり、 2倍のスケールの物を造ったりするのが大方なので、 事故の際の被害は必ずしも1/2とはならない。 なかなか。

ことさらに武士道などと言い出したのは

彼らがあらためて武士道というようなことを考え始めたというのは、 泰平の世で侍たちの行うべきことはいよいよ無くなり、それほどまでに自分たちが何者であるかわからなくなってしまったということではないか。

洗練と衰弱は

洗練と衰弱はおそらく地続きだ。 いっそう精緻になり、しかし力強さは失われる。

信用より何より、猪瀬さんはあれだ、

猪瀬さんは今回の件で信用を失ってしまったとかよりもむしろ、 完全に笑い者になってしまったことの方が傷がでかい気がする。

かつて新幹線が東京―大阪間を結んで、

それで親の臨終にどうにか間に合ったというようなのは確かにありがたい恩恵であるが、泊まりの出張で羽を伸ばすこともできたのが日帰りで片付けなきゃならなくなってしまったなんてのは、良いんだか悪いんだか。

なぜ彫刻の方が絵画よりも早く写実的な表現に至るのか

絵画での人物表現と、彫塑での人物表現を歴史的に比べてみると、洋の東西を問わず、彫刻や塑像の人物表現の方がより早い時期により高い写実性を実現しているように思われるのだが、立体の方が表現しやすいのだろうか。

映画 『陰陽師』と『帝都物語』を26文字にまとめてみた。

遠い昔に封印された強大な怨霊を都に解き放とうとする。

お前は俺の怒りをわかってない、という怒りは既にもう別の怒り。

人を怒っているとき、何を怒られているのか相手が今一つわかってないようだと一層怒りが強まるものだが、その怒りは元の怒りとはもう別物なわけで、それを上乗せしないようにした方がややこしくならないと思う。

ビートたけしとくだらなさ

ビートたけしは面白いことが好きというより、くだらないことが好きなんだと思う。

映画 『ラストサムライ』と『ダンス・ウィズ・ウルブス』を25文字にまとめてみた。

西洋が否定した 「野蛮」 の中に本当の気高さがあった。

悲劇と喜劇の共通構造

人間の目論見、企てが次々と外れていく。 全てが裏目裏目に出てしまう形で展開する。諸々のズレ、取り違えによって話が進んでいく。時間のズレ 場所のズレ 言葉の取り違え 人物の取り違え

映画 『レオン』と『トランスポーター』を44文字にまとめてみた。

裏の世界を生き抜いてきた男が自分のルールを破ってつい女を助けてしまいとんだ揉め事になる。

映画 『ラピュタ』と『未来少年コナン』を23文字にまとめてみた。

滅亡した旧文明の超兵器を復活させる鍵を巡る話。 アニメ版の『ナウシカ』もだいたい同じ。

今どき「世界の大前研一」と言ってしまうすごいセンス

この頃ずっと「世界の大前研一があなたの英語力を判定する」とかいう広告が追って来る。しかし今どき、「世界の大前研一」ってキャッチフレーズはもはやギャグでしかないと思うんだが。 ある意味すごいセンス。 世界の山ちゃんイカ姿フライ(5枚入)出版社/…

ギャグマンガと恐怖マンガの共通性

恐怖マンガ、怪奇マンガの作者が往々にしてギャグマンガの作者でもあるということ。楳図かずお、高橋留美子、藤子不二雄A、ジョージ秋山、つのだじろう、伊藤潤二…… ギャグとホラー。グロテスクという通底。

敵意を共有しない者は同じく敵である

敵意を共有しない者は同じく敵である、という判断。 そもそもの憎しみや怒りの対象以外に、憎しみや怒りを共有しないことに向けられる憎しみや怒り。