膨らまない話。

Tyurico's blog

2013-01-01から1年間の記事一覧

6月14日公開の 『インポッシブル』

という映画の広告が出だしたが、 ツイッター、フェイスブックユーザー限定で試写会にご招待、って 明け透けというか身も蓋もないというか、 いっそなりふり構わない潔さとでもいうか。 それともこんな形式、昨今じゃ珍しくもないのか。

映画 『レオン』と『トランスポーター』を45文字にまとめてみた。

裏の世界を生き抜いてきた男が自分のルールを破ってつい女を助けてしまい、とんだ揉め事になる。

「好きなものを叩かれると怒る性格を直したい。」

2ちゃんねる関連を覗いてたら、「好きなものを叩かれると怒る性格を直したい。」 という発言があった。 好きなものが否定されて、それでカッとなったりして激しく怒るのはまずいけど、しかし怒りを抱くのにもそれなりの理由が考えられるように思う。 否定が…

今度の大前研一は笑顔で攻める

今度は 「大前研一総監修 問題解決力トレーニングプログラム」 とかいう広告がサイトに出始めた。めずらしく真正面からの笑顔。 今までは不安を煽る強面のイメージできた。「君はそれで大丈夫なのか?」 と斜めから睨む感じで。で次のステップは、「さあ、あ…

映画 『ラピュタ』と『未来少年コナン』を25文字にまとめてみた。

滅亡した旧文明の超兵器を復活させる「鍵」を巡る話。 アニメ版の『ナウシカ』も同じ。

『パシフィック・リム』はちょっと観てみたい

ハリウッド作品だけど監督はメキシコ人のギレルモ・デル・トロ。 「ギレルモ」、もう名前から怪獣っぽくていいですね、響きが。太平洋の海底から巨大な怪獣が次々に出現して大暴れ、それを倒すために巨大ロボットが各国から投入されて、という映画。 予告編…

今どき「世界の大前研一」と言ってしまうすごいセンス

この頃ずっと「世界の大前研一があなたの英語力を判定する」とかいう広告が追って来る。しかし今どき「世界の大前研一」ってキャッチフレーズはもうギャグでしかないと思うんだが。 ほんとすごいセンスしてるな。 世界の山ちゃんイカ姿フライ(5枚入)メディ…

早瀬利之 『タイガー・モリと呼ばれた男』を読んだ

戦前の剣道界屈指の実力者であり、渡米してはフェンシングにおいても全米2位にまで昇ったタイガー・モリこと森寅雄の伝記。 わかる人にはわかる言い方で手短に言えば、村上もとかがマンガで描いたらピッタリじゃないかというその人物と生涯。 タイガー・モ…

ギャグマンガと恐怖マンガの共通性

恐怖マンガ、怪奇マンガの作者が往々にしてギャグマンガの作者でもあるということ。楳図かずお、高橋留美子、藤子不二雄A、ジョージ秋山、つのだじろう、伊藤潤二…… ギャグとホラー。グロテスクという通底。

「極北」という意味がよくわからないほとんど空疎な言葉

昔、ある新聞の書評欄でこんな文章を目にした。 「現代文学の極北で一人孤独な闘いを続ける女コマンドー赤坂真理。」 なんて大げさでくだらない文章なんだという印象が強烈だったので、細かい点はともかく「現代文学の極北」と「女コマンドー」に間違いはな…

敵意を共有しない者は同じく敵である

敵意を共有しない者は同じく敵である、という判断。 そもそもの憎しみや怒りの対象以外に、憎しみや怒りを共有しないことに向けられる憎しみや怒り。

似ている二つがなぜ笑えるのか

二者間の類似性の発見が笑いを喚起するという事態は一体どういうことであるのか。

タイトルに「バカ」がつく本はなぜ売れるのか

「バカ」 の二文字が目に入れば、ある者は 「これはあいつのことだろう」 と思い、またある者は 「まさか俺のことじゃないよな」 と思いそれぞれ手に取る次第で、表題に 「バカ」 と付いた本は売上を伸ばすのだと考えられる。

押井守監督映画の苦手なところ

映画『イノセンス』では登場人物たちが、古今東西の本からいろいろな言葉を引用しては会話をする。登場人物たちの知識教養の志向と水準は、大体のところ押井監督自身のそれと重なり合ってしまうだろう。そこから狭さというか閉じた感じを受けて何か苦手だ。…

電脳×緑雨 あるいはヒネクレモノ古今ふたり

少し前、実家のケーブルTVで押井守監督の『イノセンス』を深夜やっているのを途中からなんとなく見ていた。 昔一度DVDを借りて見たことがある。その時は気づかなかったが今回ぼんやり見ていると、登場人物が斎藤緑雨の警句を口にしている。 「刀を鳥に…

『はだしのゲン』は何よりまずマンガとして面白かったのだ。

昨年末、作者の中沢啓治さんの訃報が伝えられた。 『はだしのゲン』を読んだのは小学生の時だったと思う。 あのマンガを少年ジャンプで連載していたというのは今からすると全く信じ難い事実なのだが、当時はマンガ雑誌というメディア自体がまだまだ野放し的…