去年思いついたことを今年の梅の季節になって試してみた。
例年は普通に、梅、氷砂糖、ホワイトリカーを全て一度にガラス瓶に入れて作っていた。今年は、1回目に入れるホワイトリカーを最小限の量、梅と氷砂糖が浸る程度にして、その後様子を見て残りのホワイトリカーを加える、というやり方をしてみた。
どういう意図かと言うと、梅からエキスを搾り切ることを目指している。例年だと長く浸かってるのにシワが寄ってる梅もあればシワの寄ってないツルツルの梅もけっこう残っていて、だからシワが寄ってない梅は中にエキスがまだまだ残っているのではないかと睨んだのだ。
そして氷砂糖は単に甘味のためだけでなく中のエキスを引き出す役割も大きいだろうという見込みでやってみた。
結果、梅は全てシワが寄っていたので読みは当たっていたと思われる。
この作り方だとむしろ結果的に甘さを抑えた梅酒もできるんじゃないか。追加するホワイトリカーの量によって。
ただ味をまだ見ていない。香りはいいと思うんだ。
なお梅は黄色く熟したものを使っているので青梅で同様に作った場合も同様の結果になるかはわからない。