ボブ・マーリーって最初からレゲエでドレッドじゃなかっんだ、と知ったのは実は割と近年のことだ。
それ以前はなんとなく、ボブ・マーリーはずっとそういう感じなんだと思い込んでいたので、デビューして間もない頃の写真を見た時はそのギャップにけっこう驚いた。
真ん中のやや色が白いのがボブ・マーリー。1965年の写真らしいからまだ二十歳そこそこ。サングラスで背の高いのがピーター・トッシュで右側にいるのがバニー・ウェイラー。*1
この写真の頃はまだレゲエは生まれなくてスカの時代で、みんな髪は短く刈って衣装も小綺麗にスーツを着て襟元は蝶ネクタイ。
レゲエはジャマイカの独立に寄与した音楽とかではなく1962年の独立から数年経って生まれた音楽で、彼らがメッセージ性の強いレゲエをやるのは当然この写真のまだ後のことになる。
彼らがこんな姿だった時もあった。
その当時の一曲。
The Wailing Wailers - "It Hurts To Be Alone" (Official Audio)
この曲はずっと昔に買ったCDにも入っていたが、こういうビジュアルだったのは長いこと知らないままだった。
こちらは同じ頃のトゥーツ&ザ・メイタルズ、というか(この頃は)ザ・メイタルズ。やはりこんな感じ。