膨らまない話。

Tyurico's blog

トゥーツ・ヒバートの葬儀の様子と最近買ったメイタルズのCD

トゥーツの埋葬地をどこにするかは紆余曲折があったようだが、最終的にキングストンナショナル・ヒーローズ・パーク内の墓地に彼は埋葬された。
墓地には、元首相のマイケル・マンリーエドワード・シアガ、思想家・政治活動家のマーカス・ガーベイ、シンガーのデニス・ブラウンといったジャマイカの名立たる人たちが埋葬されている。


Toots Interment Service
生まれ故郷の May Penviewing という最後の別れみたいなのをやって、それからキングストンの墓地に。ほとんどの人がマスクをしてるのが意外だった。ジャマイカの人たちはマスクなんて嫌いでしないと思ってた。もしかしたらトゥーツの死も着用率に影響したんだろうか。
May Pen の会場は Anglican Church とあるからやはりトゥーツはラスタでないんだと思う。
 

Toots Hibbert laid to rest
 

たぶん曲は今まで持ってるCDに入ってると思うんだけど、このコンピレーションで魅力に気づかされた曲が幾つかある。選曲がいいのか音がいいのか。とにかく買って良かった。
 

The Maytals - Reborn (1970) Trojan 7741 B
トゥーツは本当にいい曲作るなあ。 Jerry Matthias(ジェリー・マサイアス)と Raleigh Gordon(ラリー・ゴードン)のコーラスもいい。
 

Toots and the Maytals - I Need Your Love
トゥーツ、あるいはメイタルズのCDは20枚以上持ってるんだが、この曲は初めて聴くような気がする。
今回の訃報でトゥーツは「レゲエ・アイコン」と書かれることが多かったが彼をレゲエに限定するのもむしろもったいないことで、そういう限定なしに優れたシンガーだったと思う。
しかしこれだけトゥーツのことを書いてるって、本当にトゥーツやメイタルズが好きなんだなと我ながら思う。