このブログを始めた一番の動機は、期待して読んだ池内紀さんによる評伝『恩地孝四郎 一つの伝記』の文章がどうにも褒められたものではないと感じてそれを吐き出しておきたかったからだった。
読んでもらえるとも思っていなかった。
だがその記事に望外の☆を頂戴してそれで☆を下さった方のブログを読んでみたところ、その方から☆をいただけたということが一層のこと嬉しく思えたものだから、正直それだけで既に本懐は遂げたようなものなのだ。
まあさすがにその記事一本だけでブログを放置するのもどうかと思われてどれほど書くことがあるものかと思いつつどうにか続けてきたが、短いものばかりとはいえ先月は思わず十本も書いてしまった。
月に一回更新できれば充分、御の字だと思っているのだが。
全く当初の予想外のことで、これは自分でブログを書くようになったことで他の人のブログを継続的に読む習慣ができたことが大きい。
読んで触発されてふと思いつく。
こっそり読んでるだけのことが多いですが、実はありがたく恩恵をいただいております。
池内紀 『恩地孝四郎 一つの伝記』の上滑りな文章 - 膨らまない話。