膨らまない話。

Tyurico's blog

若隆景ぐらいの体つきの力士が増えてほしい。

いや今日の豊昇龍と若隆景の取り組みは興奮しました。面白かった。見所が多かった。粘りというか足腰というか。決まり手は一本背負い
2人ともそんなに太ってなくて、昔で言う「固太り」、筋肉質で目方が重いという体つきで、昭和の力士の体つきに近いように思う。
 
昭和あたりの相撲の映像を見てると今と違って力士は細身で締まってて、むしろでっぷりと肥えた力士のほうが少ない。力士は太ってる、相撲ってデブの取っ組み合い、ではないことがわかる。
 
相撲はぶつかり合いから始まる。
だから体重が重いほうが当たった時の力が強くなるので有利は有利で、それで勝つには目方を増やすのが手っ取り早いということになるのだろうが、体重が増えれば足腰への負担も大きくなって怪我も増えるしだろうし、体が重くなり過ぎると自分の体を持て余して出来る技が減って相撲が単調になる。力士の体重増加とともに決まり手の種類が減った、決まり手の傾向がすっかり変わったとはよく言われる。
 
豊昇龍や若隆景、明生、琴恵光、妙義龍、霧馬山、翔猿、この辺りの体つきの力士が増えて欲しい。このぐらいが見た目もかっこいいのよ。