膨らまない話。

Tyurico's blog

SF小説『三体』を読みたいとは思わない

 
『三体』って三体星人が地球を侵略しに来る話らしいじゃない。(もちろん読んでない。)
それでものすごく遠くからやって来るんでその長い年月の間に地球の科学力が進歩しないように画策してなにか仕込んでくるらしいじゃない。

あらましを聞いても読みたいとはあまり思わなかったんだけど、なんか中国共産党が企みそうなことだなとその画策のとこだけ興味を覚えた。
 
中国は科学技術で世界のトップに立って諸々を牛耳ろうと目論んでいると思われる。
その達成のためにはどんな手だって使うだろう。

  1. 有能な研究者、有望な学生、有望な分野にはどんどん金を注ぐ。
  2. 有能な外国人研究者を金で引っ張ってくる。
  3. 他国の研究を積極的に盗む。

この三つだと思っていたが、もう一つ「他国の科学研究を弱体化させる」という妨害工作もあり得るなと思うようになった。深謀遠慮の国だもの。(もちろん褒めてない。)
 
たぶん『三体』は読まない。

数百年後に遥か彼方から宇宙人が攻めてくるという壮大なスケールの想像をはたらかせるのもいいが、作者には現実の世界で中国共産党が裏で何をやっているかという想像もはたらかせてほしいと思った。