膨らまない話。

Tyurico's blog

どこか電子版の地図帳を出してはくれないか

グーグルマップでは不十分で、高校の地理の地図帳を電子化したような感じのものが欲しい。

紙の地図帳だとどうしても細かい所は分からない、その点、電子地図なら拡大がどんどんできる。
それで国名や地名をクリックすると面積とか人口とか歴史とか気候とか主要産業とか、諸々の情報に移動できる。
あと、国境線と国名、主要都市のみのシンプルな地図に切り替えられたり、また山や河川や湾の名前のみが表示されるとか、情報を絞って見やすく切り替えができるといい。国境線というものは歴史の結果だから細かく見ていくとかなり面白いものなのだが、普通の地図だとこれが見にくい。

そういう痒いところに手が届いて、どんどん情報が広がっていくものを出してくれないものか。電子地図帳って探したのだが売られてないのだ。
 

「ピカイチの物」じゃなく「ちゃんとした物」を選ぶ。  私が『通販生活』を買わなくなった訳

以前は『通販生活』を定期購読してて『ピカイチ事典』が出るのも楽しみで、実際にそこから買い物もしていた。
しかし次第に、「そりゃまあ確かにいい物なんだろうけど、そこまでの高性能、高品質とかは自分には要らないんだよな」、「別にピカイチの逸品でなくてもいいんだけど」と思うようになっていって興味を失い、購読を止めてしまった。
 
結局、私には「ピカイチの物」は特に不要で、「自分のニーズに合ったちゃんとした物」であれば良かったのだ。
だからいろいろな情報が簡単に得られる今では、自分が求めている点に合っている物を探して選んで買っている。
 
たぶん『通販生活』は、「ちょっと値が張っても本当にいい物を選んで長く使うのがエコで丁寧な暮らし方」というような考え方が根本にあるんだと思うが、「本当にいいものを買って大事に長く使う」というのがむしろ物欲、所有欲の言い訳になってしまって結果大して必要でもない物を買わせる刺激になっている面も否定できないと思うし、「本当にいいもの」だって別にそのジャンルで一点だけに限定されるわけでもないだろう。
私はまず「ちゃんとした物」であればいい。「ちゃんとした物」を大事に長く使いたい。それで「ちゃんとした物」をきちんと作っているところであれば応援したい。
 
ピカイチの逸品を選ぶのがベストの選択、こういう考え方も実はエコとかよりむしろ反対にバブル時代的な気がする。
 
 
でもこんな記事を書くと困ったことに『通販生活』の広告が出るようになってしまうんだ。
 

ソングライターとしてのモーズ・アリソン

モーズ・アリソンは2016年に89歳で死去したアメリカのピアニストでコンポーザーで、時々シンガー。キャリアは長い。ジャンルは何と言ったらいいのか、ブルーズっぽいジャズというのか。

彼は大ヒット曲だとかすごく有名なアルバムとかがあるわけではないし、知名度はあまり高くないし熱狂的なファンがいるタイプでもないし、それに歌だって上手い方ではない、そういうミュージシャンなのだが、彼よりももっと有名なミュージシャンたちによって曲が度々カバーされるようなミュージシャンで、「ミュージシャンズ・ミュージシャン」という言葉が正にぴったりのミュージシャンだと言える。
 
彼のピアノと熱を入れない淡々とした独特のボーカルについて語っている文章はブログやアマゾンレビューで見かけるのだが、しかし彼が非常に良い歌を作曲しているということはほとんど書かれていないと思う。なのでそれを書いておきたい。
 

Mose Allison - If You Live
 
 

Mose Allison // Everybody's Cryin' Mercy
この曲はボニー・レイットエルヴィス・コステロがカバーしている。
 

I'm Not Talkin'

I'm Not Talkin'

ボーカル曲だけを集めたコンピレーションアルバム。上記の2曲も収録。

 

Mose Allison - Was
この曲もエルヴィス・コステロがカバーしたら凄くはまると思う。
モーズ・アリソンは歌詞の評価も高いので調べて読んでみたいと思っている。
 

My Backyard

My Backyard

上の Was を収録しているアルバム。プロデューサーはベン・シドランだった。オリジナルアルバムでこれも全てボーカル曲。
 
 
Tell Me Something: The Songs Of Mose Allison

Tell Me Something: The Songs Of Mose Allison

これはモーズ・アリソンの歌をヴァン・モリソンジョージィ・フェイムベン・シドランが歌うという、カバーアルバムというかトリビュートアルバム。モーズ・アリソン本人も参加している。ベン・シドランが歌う If You Live と、ジョージィ・フェイムが歌う Was が特に良かった。
このアルバムはジャケットデザインが良いし、ライナーに歌詞が載っていて助かる。
 
上のアルバムではこの曲も良い。

Van Morrison, Mose Allison, Georgie Fame, Ben Sidran - Benediction (Thank God for self love)
 
 
Kojak Variety

Kojak Variety

これはエルヴィス・コステロコジャック・ヴァラエティ。このカバーアルバムによってモーズ・アリソンを知ることができた。
 
 
Blues Access: Mose Allison
 

たけのこの茹で方についての近年の疑問

筍の茹で方というと、皮が付いたまま米ぬかと鷹の爪を入れて茹でてそれを鍋ごとそのまま冷ます、というのが(これがいつ頃からのやり方なのか)まあ定法なのだが、この頃はもうすっかり端折ったやり方をしている。
 
何年か前、皮ごとだと鍋に収まらない大きさだったので、仕方なく先に皮を全部取ってから茹でたことがあった。(筍というものは皮を取れば半分程になってしまう。 )

ところがそういう端折った仕方で茹でても特に悪い影響を感じることはなかったので、それ以後はそうするようになった。また冷ますのに時間がかかって面倒なので、茹で上がったらすぐに流水で洗ってしまう。
大きな鍋でなくてもできるし、短時間で済むし、びしょ濡れでぬかまみれの大量の皮が出ないのでゴミの始末が楽なのも良い。
 
またそれで疑問に思ったのだが、そもそもあんなゴワゴワした硬い皮と一緒に長いこと茹でていたら皮からアクが煮出されてそれが逆に実の方に染みてしまったりしないのか、ということ。*1

二つの仕方でやってみて、皮を剥いて茹でて特にデメリットは感じなかったし、逆に皮を付けたまま茹でることのメリットというのも特に感じられなかった。
昔からのやり方にはやはり理があることも多いが、しかし「皮を剥いて茹でるとこうなっちゃうから駄目だよ」ということを実際に比較した上で説明しているものは調べてみても見つからない。

鷹の爪ももう入れないけど、米ぬかはまた別に考えがあって一応まだ入れてます。
 

*1:もし皮からアクが出でそれが分解とかされないままの状態なんだとしたら、茹で湯に浸けたまま自然に冷ますというのは増々逆効果になると思う。

「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」って単なるコミックソングかと思ってたら、

これが予想外でなかなかの物。
この間、山下達郎さんのラジオでかかっていて初めてちゃんと曲を聴いた。

まあ芸名からして「左とん平」なんてふざけた名前だし、実際ナンセンスな歌詞にすぐに笑ってしまって、しかし聴いていくうちに、とん平さんのシャウトはかっこいいし演奏はしっかりしてるし、実は歌詞もなんだか深いところあるなと感じてしまったのだった。


Hey You Blues - Tonpei Hidari
でもこれ、ブルースじゃなくてソウルだ。とん平のヘイ・ユウ・ソウル。
「すりこぎ」なんて歌詞なかなか普通書けない。作詞を担当したのは郷伍郎


こういうたわいもない戯作のような歌でいて思いの外歌詞が鋭いって、あるんだよな。
これは更に古いところで「有難や節」。

有難や節 - 守屋浩