膨らまない話。

Tyurico's blog

北朝鮮なんかより中国の方がよほど始末が悪いんだが

 
北朝鮮も中国もどちらも明らかに「まともじゃない国」なわけだが、中国は圧倒的な力を手にした「まともじゃない国」であるので、ほんとは北朝鮮なんかより中国の方がはるかに厄介な問題なんだが。
 

元本保証で10%の利子って、

もう最初から嘘をついてるのと同じだ。
こういうの、もっと厳しく規制しなきゃ駄目だろ。
 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190206/k10011806011000.htmlwww3.nhk.or.jp
ようやくケフィア事業振興会に捜査が入った。
でも結局、お金はほとんど戻ってこない。いったい何度繰り返されるのか。
 

谷崎の『吉野葛』に出てくる昆布さん

恥ずかしながら「昆布氏」の話は全く記憶に残っていなかった。昔読んで気に入った本で、今も手もとに残してあるのに。
 

くず」と云う地名は、吉野川の沿岸附近に二ヵ所ある。下流の方のは「葛」の字を充て、上流の方のは「国栖」の字を充てて、あの飛鳥浄見原天皇、― 天武天皇にゆかりのある謡曲で有名なのは後者の方である。しかし葛も国栖も吉野の名物である葛粉の生産地と云う訳ではない。葛は知らないが、国栖の方では、村人の多くが紙を作って生活している。それも今時に珍しい原始的な方法で、吉野川の水に楮の繊維を晒しては、手ずきの紙を製するのである。そしてこの村には「昆布」と云う変った姓が非常に多いのだそうだが、津村の親戚もまた昆布姓を名のり、やはり製紙を業としていて、村では一番手広くやっている家であった。津村が語ったところでは、この昆布氏もかなりの旧家で、南朝の遺臣の血統と多少の縁故があるはずであった。

谷崎潤一郎 『吉野葛

これもきっと縁というもの、久しぶりに読み直そう。
 
 

 
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昆布さんという人

 
京都の人が豆のことを「お豆さん」と呼ぶ、みたいな話ではない。
なんと「昆布」という名字があった。

だしの取り方を試しているうちに昆布の歴史を知りたくなって、アマゾンで昆布の本を探していたら、著者名で「昆布尚子」という人が出てきましたよ。 どうもペンネームとかではない。
そのうえ「昆布屋」なんて名字もあるらしい。
 
 
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昆布も熱湯に20分ほどつけるだけでだしが取れるよ

 
湯が沸いたら火を止めて煮干しを入れてフタをして20分ほど待つ、という出汁の取り方を思いついてやってみたら予想以上に上手くいったので、だったら昆布でも同じ様にできないだろうかと考えて試してみた。
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やってみたらちゃんと上手く出来ました。
感じとして、お手頃な日高昆布だったら水500㏄に対して10~15g。

昆布だしは60℃くらいの温度で時間をかけて旨味を引き出すのがいいと言われてるのだが、大量に作る料理屋と違って家庭の少量だと良い温度に安定させるのが難しい。すぐに沸騰してしまう。かといって低温調理器だとか特殊な器具をそのためにわざわざ買うというのも二の足を踏む。だったらベストではないかもしれないがこれで十分。簡単。家庭料理なんだからベストである必要はない。少量で気楽にやれるのもいい。 
 
また後日、調べ直していたらある昆布屋さんが同様の方法を紹介しているのを見つけた。やっぱこのやり方でいいんだ。
何か注文してみようかな。

www.yamahiko-konbu.com

cookpad.com

これ買おうかとずいぶん迷ったが結局買わずに普通の鍋でやっている。