膨らまない話。

Tyurico's blog

次のアイデアを得るために自分の過去の着想の経緯を考えて整理してみる

 
ささいな着想、発見だけれどこれは今までにないと思われるもの、そうでなくても聞いたことのない少なくとも自分で独自に思いついたものだなというものは結構ある。

そういうアイデアにどのようにして至ったかをあらためて思い出してみたい。
 
瓶の固いフタの開けかた
tyurico.hatenablog.com
これは観察からの気付き→疑問→推測→着想、だったと思う。

  • ジャムを作って冷蔵庫で保存していたある時、ちゃんと密封できていた瓶なのに一つだけフタの上面の凹みがなくなって空気が入ってしまってカビているのに気づいた。なぜだ。(観察による気づきと疑問)
  • これは冷蔵庫の物を出し入れしているうちに何かがフタに当たってしまいフタがわずかに変形したことによるのではないか。(推測)
  • 考えてみれば固いフタを開ける時のテクニックとしてスプーンなどてフタの周囲を軽く叩いていくというのがある。(推測の裏付け)
  • フタの上面が凹んでいるのは瓶の内外の気圧差による。気圧差による圧迫がなくなることでフタは楽に開くのではないか。(そもそもの原理を考える)
  • フタの一番下の巻き込み部分を指で挟んで強く押してみたらどうか→空気が入って楽に開いた。(試行と成功)
  • しかしフタを過度に閉めすぎた瓶だと指の力では足りない時もある。何かうまく力を伝えるための工夫が要る。(別の課題の発生)
  • スプーンなどをあてがって力を接点に集中させる。(課題解決のための試行)

 
しかし、なぜ「フタを指で挟んでみよう」という思いつきができたのか、そこの飛躍がよくわからない。触っているうちに思いついたということかな。
 

これらは同じ発想だと言えるな。フタをちょっと歪めて中に空気を入れる。
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