膨らまない話。

Tyurico's blog

その他

イエスの劇的な最期と仏陀の平凡な最期と

2ちゃんねるのまとめサイトを見てたら「知らない方が幸せだった雑学」というのがあって、その中に「お釈迦さまが食あたりで亡くなったこと」という書き込みがあって、それに対して「それじゃただの普通の人じゃん」みたいなレスがあった。 まあそうかもしれ…

はてなの引用スターについての要望というか

他人のブログを読んでて「引用スター」を積極的につけるようにしている。鋭い指摘だ、上手い表現だ、笑える、考えさせられる、いろいろあるがとにかく、これはと思う文章や言葉があれば、そこを押さえた上でスターをつける。 そして、そのことをブログの筆者…

ネット上の写真にお金を払いたいのだが。

ブログの写真や、まとめサイトで見られる旅先での写真などで気に入ったものがあるとコピーしては壁紙用にもらってきている。趣味で撮った写真だと思うけれど、いいなあと強く感じるものもけっこうあってタダで利用するのは悪いような気もして、そういう写真…

他人様のブログを読んで触発されて自分の書くネタが生れる。

このブログを始めた一番の動機は、期待して読んだ池内紀さんによる評伝『恩地孝四郎 一つの伝記』の文章がどうにも褒められたものではないと感じてそれを吐き出しておきたかったからだった。 読んでもらえるとも思っていなかった。 だがその記事に望外の☆を…

スカスカの知識。

アインシュタイン→「相対性理論を提唱した物理学者」 相対性理論→「アインシュタインが提唱した物理学の理論」 こんな程度の知識も珍しくない。 自戒の意味も込めて。

日本人は、キレイ好きで、勤勉な、HENTAI。

日本人はキレイ好きで勤勉なヘンタイ。海外が見る日本のイメージをTVとネットの情報から綜合すればこんな感じだろうか。 まんざら間違ってないと思う。

大人用オムツの「アテント」ってダジャレ?

調べてみても少しも得るところが無いので積年の疑問を書いてみた。 「アテント」って商品名、「アンタもうオムツあてんと、」っていうダジャレなんだろうか? 小林製薬だったら言うまでもないのだが。

エヴァンゲリオンというのはシンジ君が永劫拒絶され続ける物語であるのか

思えばTV版の第一話、シンジ君が唐突にエヴァへの搭乗を要求される展開からそんな感じだった。 父親に認めてもらえるかあるいは拒絶されるかの瀬戸際。 新しい劇場版は観てないのだが、前作のラストでさんざん盛り上げて煽って終わって、しかし14年後にシ…

巨大ロボットというより巨大神像みたいな

それまでの巨大ロボットアニメは、「ロボット」と言うもののフォルム的にはむしろ巨大な「神像」と巨大な「怪獣」が闘っているのに近かったけど、ガンダムが登場して機械と機械が闘っている感じが濃厚になった。

へなちょこ少年がロボット物の主人公になったということ

やはりガンダムはいろいろと画期的だったが、ロボット物の主人公がへなちょこ少年だったという点も私には新鮮だった。昔はロボットから降りてケンカしても強いような主人公がロボット物って感じだったので。

「体に良い」ということを結局は「頭」で判断している。

これを食べると良いとか、 あれは食べたら駄目とか、 どういう食品、どういう食べ方が自然に反しているとか、 あらゆる食材を二元論で捌くとか、体に良いということを結局すべて聞いて覚えた知識や理念によって判断する。 むしろ頭でっかち。

『膨らまない話。』というブログのタイトルはけっこう満足しているけど

あらためてブログにタイトルを考えるというのも気恥ずかしくて、IDから自動的に決まる○○'s blog というタイトルのままにずっとしていた。その後ふと思いついて『膨らまない話。』というタイトルにした。 実はけっこう気に入っている。 しかしこの頃「話が膨…

日本人が英語を話せるようになりたい動機

昨夜のイッテQ、出川哲朗さんの「はじめてのおつかい in ニューヨーク」って企画を見て。思うに、日本人の「英語が話せるようになりたい」のかなりの部分は「英語で外国人とコミュニケーションしたい」よりも「英語で恥をかきたくない」ということで、動機…

山岡鉄舟の写真について知りたい。

以前、山岡鉄舟の身長188㎝説の出所はどこかということを書いたけれど、最近はこの鉄舟の写真の出所が気になりだした。 ウィキペディアから持ってきたこの写真は福井市立郷土歴史博物館が所蔵しているものらしいのだが、何を以てこの写真が鉄舟の写真である…

映画 『荒野の七人』の面つき

最近『荒野の七人』を見返していて、あの頃は「かっこいい男の顔」の幅が今よりもずっと広かったんだなあと思った。 昨今の人気俳優が勢揃いでリメイクしても、似たり寄ったりは言い過ぎとしても幅はもっと狭いものになるだろう。 ユル・ブリンナー、スティ…

巴水とメビウス

見逃したけれど、NHKの『日曜美術館』で巴水を特集していた。 川瀬巴水は大正・昭和期の浮世絵版画家。むしろ外国人に愛好家が多いらしい。 作品はこんな感じ。 ネットで巴水の木版画をあれこれ見ていて、やっぱり江戸の浮世絵と違って画題は伝統的なのに…

犯罪者役がはまるお笑い芸人って

犯罪者役がはまりそうな芸人って別格におもしろい人が多いように思う。

アメリカ 銃の国 自動車の国 飛行機の国

ネットでアン・モロウ・リンドバーグ関連の調べものをあれこれしていて思ったことだが、たぶんアメリカって飛行機の国でもあるんだろう。航空機の歴史と文化というのが深く、幅広く、産業や軍事だけでなく個人の日常や仕事のレベルでも根付いているんだろう…

ティム・バートン→ バナナ・ボート→ ハッチポッチステーション。

このところ頭の中で鳴っているのが、ジャンプ・イン・ザ・ラインという曲。 まだティム・バートン監督が今ほど知名度のなかった昔のこと、ビートルジュースというコメディ映画があってそのエンディングに流れていて覚えた。 www.youtube.com当時は調べるのが…

遊びをせんとや

遊びをせんとや生まれけん、と聞いたことのある人でもその続き、戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子供の声聞けば 我が身さえこそ揺るがるれまで知っている人は少ない。 これが梁塵秘抄にある歌だということを知る人はさらに少ない。 こう言いながら私も梁塵秘抄…

ブログを書いて良かったことといえば

もともとのブログが完結すればもう書くつもりはなかったのですが、たまたまそちらにコメントを下さった方のブログを覗いたらこれが面白くて、それで少し欲がでました。それから池内紀さんが書いた恩地孝四郎の本を読んでこれの文章にかなりガッカリして、見…

感動体験と作品の価値は別もの

「私の心が揺り動かされた」という事実と、作品の価値は別物だ。類型的なたわいもないものにいたく揺さぶられ涙を流すということだってある。

手放しの絶賛というのはもはや身びいきに近い

手放しの絶賛を見ると、そんなに凄いのかとつい恐れ入ってしまうが、 身を乗り出して手放しで絶賛するというのはもうそれを半ば我が事として見ているからなので、そこを差っ引いて受け取った方がいいと思う。

野菜の中の野生

生産地の住民なので「辛味大根」というのは普通に見かける。思うにマンガ『美味しんぼ』で取り上げられたのが普及のきっかけで、実際この辺りでも、昔から作られていたにも関わらずよく目にするようになったのはそう古いことではなかったりする。普通の大根…

「なんで」とは問わない

ある時から、「なんで」、「どうして」という言葉では考えないようにし、「どうすれば」という言葉で考えるようにした。 まあわりとこの頃の話なのだけれど。 思考パターンや性格を変えようとするより言葉を変える。

エヴァンゲリオンって「閉鎖/侵入/拒絶/融合」の繰り返し

あるいは、「境界/侵入/拒絶/融合」。 TV版のエヴァンゲリオンを設定やストーリーの解釈なしで見ると、使徒のサイズでも人間のサイズでも、大体こんな感じの話だと思う。

「手塚治虫って実はエログロ作品も描いてるよね」じゃなくて、たぶんエログロは手塚マンガのむしろ本質なのだ。

手塚マンガはむしろエログロの薄暗い部分に一番強い魅力を感じてしまう。 と言っても、ああ見えて手塚治虫ってけっこうエログロの異色作問題作も描いてるよね、って話ではなく、「エログロ」と括られることのない普通の作品でもあちこちにエログロの強い力が…

百万部の本

それがどんな本であれ、一時のあいだに百万部も売れるというのはもはや必要のない人にまで間違って届いてしまっているということだろう。 タイトルに「バカ」がつく本はなぜ売れるのか - 膨らまない話。

茶の美味さを味わい尽くそうとする中国茶の徹底ぶりは、感嘆するやら呆れるやら

ああいう道具立てを考え出すというのは何と言うか、大雑把なようでいて目的に適ってさえいれば細かい面倒なことでも厭わない人たちなんだなあと思う。茶碗ごとに茶の濃さが違わないようにと、最初に茶海というポットに全部注いでから後に個々の茶碗に分けて…

麦焼酎とパンの匂い

大麦と小麦、原材料が別なことはわかっているのだが、 それでもやはり最近買った麦焼酎にはパンの匂いがするように思う。 ラベルの文章を手掛かりに調べると、焼酎の蒸留には減圧蒸留と常圧蒸留という二通りの方法があるのだそうで、減圧すると低い沸点での…