「霜降りひらたけ」は長野県の会社、ホクトの商品。
霜降りひらたけ１パックを食べやすいよう適当に割いて鍋に入れて、浮いてきちゃうけどヒタヒタに水を入れる。数字で言うとひらたけ100gに水400㏄くらいが目安で、水が多いと良くない。薄くなる。
きのこで水からスープを作るときは100ｇに400㏄、またはヒタヒタというのが経験から得た割合。
これをだいたい２０分かけてゆっくり加熱していくとそれだけで旨味が十分に出る。沸いたお湯に入れて煮るのはだめ。香りが出てくれば火も通っていてまあ頃合い。
味つけは塩だけで十分で、ここに醤油や味噌を足すとかえってバランスが崩れる。
これを天然物で作ると本当に陶然とするような素晴らしい香りが広がるんだけど、毎年探してるのに今まで２度しか天然ひらたけで作れてないのが残念で残念で。正直、松茸の吸い物よりもはるかに好き。
田舎なんだけどめったに出回らないんだよな。この辺りではあまり食べられてないんだ。前に森林組合の売り場にまで行って聞いてみたけど採ってないって言われた。また天然ひらたけのスープが飲んでみたいと願ってもう何年経ったか。
天然ひらたけのスープが飲みたい。松茸の八掛けの値段で買ってもいい。
