素人の視点から見ることができない。プロの知識と経験が逆に予断となって可能性を予め除外してしまう。
時にそういうことが起きる。
生姜の保存方法の発見から思ったことだが、事はこれに限らない気がする。
もちろん先ずは専門家の意見を聞くことなんだが。
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クイントン・クランチ⇒スペンサー・ウィギンス⇒アイザック・ヘイズ
今年の4月に99歳で亡くなったプロデューサーのクイントン・クランチの追悼の気分もあってまだ持ってなかったスペンサー・ウィギンスのCDを買ってみて聴いてたら、この曲がなんか独特ですっかりはまってしまった。
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誰が作った曲なんだろうと調べてみたらアイザック・ヘイズの名前。もう一人 Gene Miller の名前もあるが。
アイザック・ヘイズって映画『黒いジャガー』というか SHAFT で名前を知った人で、てっきりもっと後の時代の人だと思ってた。
アイザック・ヘイズか。裸の上半身に太いゴールドのチェーンとかなんだか苦手な見た目だけどアルバム買ってみようかと迷うな。
ベジタリアンの料理研究家も知らない野菜の瞬間蒸し
この調理方法はたぶん日本初。ひょっとしたら世界初。
道具は鋳物の鉄鍋、私が使ってるのは岩手の南部鉄器。
それと鉄鍋に入る寸法のステンレスのザルを用意する。
例えば鉄鍋を2分強火で空焼きして熱して、そこにオクラを乗せたザルを入れて、フタを少しずらして乗せたら隙間から水30ccを注いですぐにフタをはめる。強烈な蒸気が瞬時に発生するので火を弱めて2分加熱。野菜によって時間や水の量は加減する。
これまで味わったことのない野菜の持ち味がわかる。
オクラ、ピーマン、プチヴェール、アスパラ、モロッコインゲンなどすごく美味しい。電子レンジでやったら同じかというと、これが全然違う。見た目も味も食感も。
だけど、この淡い味わいに調味料を乗せることが難しく料理の体裁にできないという難点があってそこを越えることができていない。調味料の味が勝って野菜の持ち味がわからなくなってしまうからだ。
そんなわけで今のところ何も味付けせずにそのまま食べるのが一番いい。そこにちょっと悩む。
さて、この方法で野菜を調理すると他にない美味しさ、かつてない美味しさがあるんだけど、たぶんメーカーは推奨しないだろうし、うかつにやると火傷の危険もあるので安易に真似はしないように。
あと鉄鋳物の鍋でもルクルーゼとかストウブとかバーミキュラとか絶対に使ってはいけない。ホーロー加工がダメになって高価な鍋が台無しになってしまうので。
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今日おいしかった名もない料理
〈材料 ゴーヤー 卵 しらす 刻み揚げ〉
ゴーヤチャンプルのアレンジ。というか具材を冷蔵庫にあった物で代用したやつ。
豆腐の代わりに刻み油揚げ、豚肉とかスパムの代わりにしらす干し。しらす干しは溶き卵に混ぜる。
しらす干しがいい味になるので調味料は塩だけでいい。
すごく簡単でその割に美味しかったんだけどゴーヤの終わり頃に思いついて作った料理なんで写真も撮ってない。こういうの書いておかないと来年たぶん存在自体を忘れてるんで。
その後、まだゴーヤが店に並んでたので作って写真に撮った。ゴーヤはよく切れる包丁で斜めに薄く、種ごと切る。普通に輪切りだと種が切れてないことが多い。わたも種も取らずにそのまま調理する。