膨らまない話。

Tyurico's blog

2015-01-01から1年間の記事一覧

この人がああ言うんだから試してみようか、

というような流れはネット上の関係でも実際の関係でも違わない。ブログの記事で初めて知った人で自分の馴染みとはだいぶ違う類の音楽だったが、You Tubeでいくつか聴いてみた。 Hypnotizeという曲が一発で気に入ったので結局紹介されていたのとは別のアルバ…

実写化して良かった作品というお題なら『座頭市』

といっても平成のじゃなく、勝新太郎の『座頭市』。それも大映作品のほう。 座頭市物語 [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2012/06/29メディア: DVD購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見るこの作品によって「座頭市」というキャラク…

アイデアは出し惜しみせず早めに出してしまった方が良いような。

思いついたアイデアを頭の中に留めたままにせず、不十分であっても、どういう形であれとにかく具体化・外在化させて、早めに頭の外に出してしまった方が次のアイデアが浮かびやすいように思う。 前のアイデアが頭の外に出たことで次のアイデアのためのスペー…

大人用オムツの「アテント」ってダジャレ?

調べてみても少しも得るところが無いので積年の疑問を書いてみた。 「アテント」って商品名、「アンタもうオムツあてんと、」っていうダジャレなんだろうか? 小林製薬だったら言うまでもないのだが。

「セカンドマーダー」って言葉はまだ世に無いのか

むかし神戸で連続児童殺傷事件を起こした少年が二十年近く経って事件に関わる本を出版して再び世を騒がせた。 それで「セカンドマーダー」という言葉が思い浮かんだので検索してみたのだが、ブログとツイッターが二つほど見つかっただけだった。検索の対象期…

「世界の大前研一」とわざわざ言わなければならないということは

『今どき「世界の大前研一」と言ってしまうすごいセンス』って記事を以前に書いたものだから、より一層あの人の広告が付いてまわるようになってしまった。(今回また書いたからあの面相をますます見るはめになるわけだが。) さて「世界のジョブズ」とは言わ…

エヴァンゲリオンというのはシンジ君が永劫拒絶され続ける物語であるのか

思えばTV版の第一話、シンジ君が唐突にエヴァへの搭乗を要求される展開からそんな感じだった。 父親に認めてもらえるかあるいは拒絶されるかの瀬戸際。 新しい劇場版は観てないのだが、前作のラストでさんざん盛り上げて煽って終わって、しかし14年後にシ…

巨大ロボットというより巨大神像みたいな

それまでの巨大ロボットアニメは、「ロボット」と言うもののフォルム的にはむしろ巨大な「神像」と巨大な「怪獣」が闘っているのに近かったけど、ガンダムが登場して機械と機械が闘っている感じが濃厚になった。

へなちょこ少年がロボット物の主人公になったということ

やはりガンダムはいろいろと画期的だったが、ロボット物の主人公がへなちょこ少年だったという点も私には新鮮だった。昔はロボットから降りてケンカしても強いような主人公がロボット物って感じだったので。

「体に良い」ということを結局は「頭」で判断している。

これを食べると良いとか、 あれは食べたら駄目とか、 どういう食品、どういう食べ方が自然に反しているとか、 あらゆる食材を二元論で捌くとか、体に良いということを結局すべて聞いて覚えた知識や理念によって判断する。 むしろ頭でっかち。

『膨らまない話。』というブログのタイトルはけっこう満足しているけど

あらためてブログにタイトルを考えるというのも気恥ずかしくて、IDから自動的に決まる○○'s blog というタイトルのままにずっとしていた。その後ふと思いついて『膨らまない話。』というタイトルにした。 実はけっこう気に入っている。 しかしこの頃「話が膨…

私的上半期ほぼベストアルバム

ソウル・シンガー、ジェイムズ・カーの You Got My Mind Messed Up 。 エルヴィス・コステロのカバーアルバム Kojak Variety(これがまたなかなかの名盤)によって知った。YOU GOT MY MIND MESSED UPアーティスト: JAMES CARR出版社/メーカー: KENT発売日: 2…

よわさとつよさ

自分の弱さを人に見せられるというのは強さでもあるのだろう。

たま 「電車かもしれない」 

たま 電車かもしれない サビの部分。 夕方 がったん 電車が走るよ 夕まぐれの空を ぼくらは 生れつき からだのない こどもたち だいどこ ごっとん 電車が通るよ よそのうちの中を ぼくらは 生れつき からだのない こどもたち 1番のサビが「ゆうがた がった…

『寄生獣』と『うしおととら』と『デビルマン』の共通性

主人公がなかば異類と化すことによって人類の存在を脅かす異類と戦う力を得る、という形式は『寄生獣』も『うしおととら』も共通している。遡れば『デビルマン』だ。

SF作品の中の「小さい」テクノロジー描写のむずかしさ

前も別のマンガで同じことを思ったのだが、久しぶりに芦奈野ひとしさんの『ヨコハマ買い出し紀行』を読み返していて再度思った。 近未来、海面の上昇が続いて人類が緩やかに衰退しつつあるとはいえなんだかのんびりとした暮らしの世界で、可愛い女の子のロボ…

「ありえへん!」 人は「有るまじき事」に怒る

たとえばお笑いタレントのトークなんかで「いやこないだカクカクシカジカこんな腹立つことがありまして、」みたいに自分の腹が立った体験を話して、 最後に「それって信じられます? ありえへんでしょ!」って感じの話。まず関西弁の間違いがありましたらご…

人道的戦争、人道的兵器。

先頃レナード・ニモイ氏が亡くなられた。 それあってか、『スタートレック』というか『宇宙大作戦』で印象に残るこんなような話を思い出した。 ある恒星系で、エンタープライズ号が戦争中の惑星に立ち寄る。しかしそこに戦禍の様子は全く見られない。 実は彼…

我に理あり彼に非あり

それがどういう類のものであろうとも、怒りというものは結局のところ「我に理あり彼に非あり」と言っている。 おそらく全ての怒りの根底にあるものは「私は正しい あいつは間違っている」という断定だ。 www.google.com

日本人が英語を話せるようになりたい動機

昨夜のイッテQ、出川哲朗さんの「はじめてのおつかい in ニューヨーク」って企画を見て。思うに、日本人の「英語が話せるようになりたい」のかなりの部分は「英語で外国人とコミュニケーションしたい」よりも「英語で恥をかきたくない」ということで、動機…

山岡鉄舟の写真について知りたい。

以前、山岡鉄舟の身長188㎝説の出所はどこかということを書いたけれど、最近はこの鉄舟の写真の出所が気になりだした。 ウィキペディアから持ってきたこの写真は福井市立郷土歴史博物館が所蔵しているものらしいのだが、何を以てこの写真が鉄舟の写真である…

映画 『荒野の七人』の面つき

最近『荒野の七人』を見返していて、あの頃は「かっこいい男の顔」の幅が今よりもずっと広かったんだなあと思った。 昨今の人気俳優が勢揃いでリメイクしても、似たり寄ったりは言い過ぎとしても幅はもっと狭いものになるだろう。 ユル・ブリンナー、スティ…

巴水とメビウス

見逃したけれど、NHKの『日曜美術館』で巴水を特集していた。 川瀬巴水は大正・昭和期の浮世絵版画家。むしろ外国人に愛好家が多いらしい。 作品はこんな感じ。 ネットで巴水の木版画をあれこれ見ていて、やっぱり江戸の浮世絵と違って画題は伝統的なのに…