膨らまない話。

Tyurico's blog

災害時を考えて圧力鍋でパックご飯を温めてみた

主に非常食用としてパックご飯を常備しているのだが、停電時は電子レンジが使えないし、ガスも駄目な場合、カセットコンロを使って鍋で湯せんするには15分。その分の燃料と水が要る。
非常時のこと、燃料と水はできるだけ節約したい。というわけで圧力鍋での実験をやってみた。

圧力鍋に水を1カップ。鍋底に触れるのは心配なので蒸し料理用の脚を入れてその上にパックご飯を乗せた。
圧がかかってから弱火にして3分加熱。火を止めて15分放置。

特に問題なくできたけど、ふと気になったのは圧力鍋の温度の問題。圧力鍋は圧をかけて沸点を上げるわけだから当然100℃を超える高温になる。
プラスチック容器の安全性は大丈夫だろうか。何か溶け出すとかないか。
 
それでメーカーさんに質問してみた。返答を一部抜粋。

容器の耐熱性には問題はなく、容器に変形がしていない限りは溶けだすことはありません。

しかし温度調節が難しく、まれに130度を越えたりする場合には容器が変形する可能性があることから、メーカーとして安全性が100%保証できない調理方法となりますことから、お薦めはしておりません。

なお容器は、国の食品衛生法の基準を満たしたものとなりますことから、万が一体内に入っても有害性はないものとなりますこと、併せてご報告させていただきます。


圧力鍋はメーカーによって圧の強さに差があって130℃近い高温になるものもあるが、逆に高圧、低圧と切り替えられるタイプの鍋もある。
安全第一だからやはりメーカーさんは立場的に推奨はできない。でも強火の高圧で何分も加熱するのでなければ問題は生じないと思われる。自己責任ってことで。

 


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