膨らまない話。

Tyurico's blog

音楽とか、本とか映画とか

アース・ウインド & ファイアーの The Promise は買ってほんとに良かった、のだが気になる話が

tyurico.hatenablog.com私が買ったのはAvexから出た日本盤で、解説とか対訳付き歌詞カードとか付いててそれは嬉しいのだが、この日本盤は CCCD、コピーコントロールCDというやつだった。*1この CCCD というのは色々問題点が指摘されていたことを買った後に…

アース・ウインド & ファイアーの The Promise は買ってほんとに良かった。

映画、Undercover Brother のサントラ盤の調べごとから2003年のEWFのアルバム The Promise のことが気になって買ってみたら良いアルバムで、かなり気に入ってしまった。ジャケット・アートは日本人の Morito Suzuki さんという方らしい。 ザ・プロミス (CCCD…

キング・トーンズはドゥーワップじゃないし、R&Bチャート48位というのも嘘、と山下達郎さんがラジオで力説していた。

3月31日のサンデーソングブックは内田正人さん追悼の「ザ・キング・トーンズ」特集だった。 その中で山下達郎さんが、どうしても言わなきゃならないこととして力説していた。 達郎さんがそこまで言うのだ、何はともあれ書き残しておこう。 今日と来週のキン…

正しくない歩き方

昔エッチなマンガで売れっ子だった「みやすのんき」先生は、驚いたことに近年ランニングメソッドの本とかでヒットを出していた。 私はランニングはしないが、ウォーキングの本もあったので図書館で借りてきた。無理無駄のない効率的な歩き方には興味があるの…

これはアース・ウインド & ファイアーの知られざる名曲ということだろうか

Whatever Happened EWF.m4vこの曲大好きなんだけど、調べてみても詳しいことが分からない。 アース・ウインド&ファイアーなんて超メジャーなバンドでそんなことあるかと思われるだろうが、そうなのだ。 実際、YouTubeにも2本しかアップされてないし、そのコ…

鳥山先生が語るデビュー前のエピソードはまんま事実だったらしい

「おかーさん100円ちょー」 ――鳥嶋さんは先ほど「鳥山明さんの才能は漫画を知らないことだ」とおっしゃいましたが、鳥山さんの才能を引き出すためにどんな働きかけをされたのでしょうか? 鳥嶋: 「作ってはつぶす作業」を繰り返しましたね。鳥山さんは朝起…

『どろろ』は百鬼丸の闘う理由というかゴールが明快すぎるか

供犠として魔物に捧げられた百鬼丸は、魔物に奪われた自分の身体を取り戻すための闘いの旅を続ける。設定の凄さにびっくりして原作マンガを読んだはずなのだが、実は結局話がどう終わったのか全然覚えていないのだった。印象に残らなかったのかそれとも途中…

『どろろ』と『ベルセルク』って似たとこあるな

『どろろ』の新作アニメを放送してるということから思いついたことだが、『どろろ』と『ベルセルク』って似たところがある。検索してみるとやっぱりそう感じている人はけっこういるようだ。 供犠として魔物に捧げられたが辛くも生き延びた身体に欠損のある男…

シンガーとしてのリー・ペリー

リー・ペリー、Lee 'Scratch' Perry はキング・タビーと並んでダブの始祖と称されるお方だが、彼はエンジニア、プロデューサーだけでなく、自分でも歌う。というかむしろ最初はシンガーだったと言うべきなのか。 上手いとか声がいいとかじゃないんだが、私は…

谷崎の『吉野葛』に出てくる昆布さん

恥ずかしながら「昆布姓」の話は全く記憶に残っていなかった。昔読んで気に入った本で、今も手もとに残してあるのに。 「くず」と云う地名は、吉野川の沿岸附近に二ヵ所ある。下流の方のは「葛」の字を充て、上流の方のは「国栖」の字を充てて、あの飛鳥浄見…

「チャンチキおけさ 」の「チャンチキ」っていうのは

三波春夫 チャンチキおけさ 1976年「ビッグショー」より 三波春夫のヒット曲は「チャンチキおけさ」であるが、この歌詞は奇妙である。「知らぬ同士が小皿たたいてチャンチキおけさ」というのであるが、ここで歌われている「チャンチキおけさ」とは、いかなる…

トロッグスって思いのほか良いバンドだった

彼らの一番知られているヒット曲がカバー曲だし、評判はと言うと、当時エロい歌詞で問題になったとか50年以上経った現在ではもはやどうでもいいような話題が第一で、それでも「これが実は良いバンドだよ」みたいなブログもあってなんか気になって中古の一…

プリンス・バスターの「ワン ステップ ビヨンド」って意味は

「一歩踏み出す」、「一歩向こうへ」ということだろうか。 これは2003年、大阪のスカバンド、デタミネーションズと一緒にやった時の。曲前の喋りでそんな感じのことをバスターが言ってる。 Prince Buster with Determinations - One Step Beyond オリジナル…

オーパーツみたいな河野通勢の自画像

「オーパーツ」なんて書いたけど、別にオカルトめいた話ではない。 しかし、彼が1917年(大正6年)に描いたとされる一枚の自画像は、宗教的でありながら不思議と現代性すら感じさせるような精緻なリアリズムで描かれていて、なぜ当時の日本でこのような傑作…

スカとレゲエの最初の世界的ヒット曲は意外に古いのだった

スカもレゲエも実はごく初期に普通のポップスの体裁で世界的なヒット曲を出している。どちらもよく売れて日本でもレコードが発売された。 1964年、ミリ―・スモールの My Boy Lollipop。 Millie Small My Boy Lollipop Original) YouTube スカにハーモニカと…

この記事で踊る猫さんのことが思い浮かんだのでなんとなく貼ってみる。

beipana.hatenablog.com

優れたプロフェッショナルは同時にまた優れた「アマチュア」であったりする。少なくとも音楽に関しては。

私が聴く音楽の幅を広げる際に最も多いのが、ミュージシャン繋がりで広がっていくパターンだ。 優れたミュージシャンというのは同時にまた優れた音楽ファン、音楽愛好家でもあることが多い。 かように、優れたプロフェッショナルはまた優れた「アマチュア」…

ラジオの音楽番組でピーター・バラカンさんが意外に思えることを語っていた。

ピーター・バラカンさんが今月の放送で、1968年のデズモンド・デッカーのヒット曲、Israelites を流してから当時のイギリスを思い出して以下のように語っていたのが意外だった。(当時の些細な話というのは些細なことだけにほとんどは後に残らない。それゆえ…

やっぱりプリンス・バスターって面白いミュージシャンだと思う。

バスターってラスタにはならずにイスラム教徒になってしまったくらいでレゲエの時代に名前を聞くことは少ないのだが、彼のやってることって、スカの時代に早くもリディムに乗せてトースティングをしてるようなものだと思う。なんか非常に斬新。新しい。*1 19…

『世界の果てまでイッテQ』を見てて、BGMがメルボルン・スカ・オーケストラ?と思ったが

『世界の果てまでイッテQ』(宮川大輔さんの「ナマズ祭り」の時)を見てたら、BGMがメルボルン・スカ・オーケストラの「ゲット・スマート」?と思ったのだが、アレンジが違う。 Melbourne Ska Orchestra - Get Smart (Official FULL Version) 探してみると…

人は30歳6か月に達すると新しい音楽の探求を止めるという記事、まあ実際そんな感じだろうけど

www.narinari.comそんな感じだろうけど、この調査を発表したのが音楽の定額配信サービスというところにモヤモヤする。 あれだな、そんな貴方にウチのサービスで新しい音楽との出会いを、って話かな。

デッドプール観てないんだけど、「俺ちゃん」ってのいいな。

「俺ちゃん」って言葉のおかげで売上げが更に上がってるんじゃないかと思う。 これってこの映画から生まれた言葉だろうか。いや、この言葉を思いついた人は全くお手柄。

そのジャンルで必聴と言われるようなアルバムやシンガーだけど、

どうにも全く響いて来なくて困ってしまうものがある。具体的なタイトルや名前を書くのも憚られるくらいの、そのジャンルでは「必聴」もの。 別に「メジャーな作品に冷淡な俺」を気取るわけじゃないし、それに最初ほとんど感じなかったのに幾度か聴いているう…

ソングライターとしてのモーズ・アリソン

モーズ・アリソンは2016年に89歳で死去したアメリカ人のピアニストでシンガーでソングライター。キャリアはとても長い。ジャンルは定め難くて何と言ったらいいか、ブルーズっぽいジャズというのか。彼はヒット曲だとか有名なアルバムとかがあるわけではない…

「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」って単なるコミックソングかと思ってたら、

これが予想外でなかなかの物。 この間、山下達郎さんのラジオでかかっていて初めてちゃんと曲を聴いた。まあ芸名からして「左とん平」なんてふざけた名前だし、実際ナンセンスな歌詞にすぐに笑ってしまって、しかし聴いていくうちに、とん平さんのシャウトは…

ボーナストラックの収録も良いような悪いような

昔のブルーズやソウルのアルバムなんかは、出したシングル曲がたまったらまとめてアルバムにして発売する、という安直なやり方が多かったから、そもそもアルバムのコンセプトとか無いしそれほど統一感もない。 だからそういう古いアルバムに後になってボーナ…

スージーQを六つ。

『ジョジョの奇妙な冒険』でスージーQというキャラクターがいるのだが、やはり『ジョジョ』だからこれが名前の元ネタだろうというのがあって、デイル・ホーキンスが歌ったスージーQという曲がある。これが1957年。*1 Dale Hawkins - Susie Q [HQ] イントロの…

「空耳アワー」にキング・タビーが。

タモリ倶楽部の「空耳アワー」にキング・タビーが。 そう言われてみると良い子ですね 元ネタ曲。 King Tubby - Gorgon Speaks Version 「ガーガン」より「ゴルゴン」か「ゴーゴン」の方が適切かな。 まあこっちが大元なのか。Versionじゃないオリジナルの。*…

末盛さんは須賀さんの本をちゃんと読んでないのかな

須賀敦子さんの『遠い朝の本たち』の文庫版解説で、「すえもりブックス」などで知られる末盛千枝子さんがこんなことを書いている。 そしてアン・モロウ・リンドバーグ。『海からの贈り物』を読んで、これほど深い内容をこんなに平易な言葉で表現できるのか、…

コレクターの心理というのは恐ろしい

ピーター・バラカンさんの「ウィークエンドサンシャイン」と、ゴンチチさんの「世界の快適音楽セレクション」と、山下達郎さんの「サンデー・ソングブック」の三つの音楽番組を録音しといては聴いている。 達郎さんの「サンデー・ソングブック」は昨年25周…